Sign with Me: 店内は手話が公用語
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ろう者の店長の本。聴者で手話勉強中の自分からすると、なかなか、ハッとさせられるような率直な思いみたいなものが感じられた。
「共存という考え方は一種の差別だと私は考えている。なぜなら、共存といいながらろう者はしだいに聴者の集団に組み込まれてしまい、メインのコミュニケーション方法が手話となることはほぼないからだ。共存を否定するつもりはないが、私は手話者としてろう者主体の店を作りたかった。」
—『Sign with Me (ヒューマンケアブックス)』柳 匡裕著
共存という考え方は一種の差別だ。なぜなら、共存といいながらろう者はしだいに聴者の集団に組み込まれてしまい、メインのコミュニケーション方法が手話となることはほぼないからだ。
「 私は、聴者とろう者は交わるのがなかなか難しいと思っている。それが同じ日本人で、日本の社会で育ってきたもの同士だとしても、だ。相性の悪い例えを「水と油の関係」というが、そこまではいかないとしても、使用言語や考え方、価値観も異なっている現在、両者の隔たりはとても大きい。 しかしその隔たりのある聴者社会のなかで、ろう者は生きるために聴者の決めたルールに従いながら暮らしている。そのため、ほとんどのろう者は、聴者に抑圧されていると思っているのではないか。」
—『Sign with Me (ヒューマンケアブックス)』柳 匡裕著
聴者とろう者は交わるのがなかなか難しい。両者の隔たりはとても大きい。ほとんどのろう者は、聴者に抑圧されていると思っている。